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私たちは、植物が自発的に多細胞生物としての植物の体を作り上げる仕組みを研究しています。各細胞のアイデンティティーは各細胞の遺伝子発現ネットワークによって決められます。それぞれの細胞タイプの遺伝子発現ネットワークは少数の影響力が大きい転写制御因子によって決められていることが多いことが知られており、このような影響力が大きい転写因子の同定は研究の鍵となります。ただし、どの細胞も好き勝手に細胞アイデンティティーを決めるのでは組織は形成されません。多細胞生物の体の組織化のためには、細胞間のコミュニケーションが必須です。植物の細胞間コミュニケーション因子としては、植物ホルモンや分泌ペプチドが知られています。私たちは、細胞間のコミュニケーションと転写制御ネットワークの相互作用が生み出す植物形態形成の仕組みを解明しようとしています。

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お問い合わせ:柿本辰男kakimoto[at]bio.sci.osaka-u.ac.jp

2024. 07.19  Pingping Qian准教授が中国蘭州大学の教授に赴任しました。今後も、大阪大学招聘教授として協力していただきます。

 

2024. 7. 金田紗苗さんがEMBO | COB Workshop “Plant tropisms”(7月9-12)で口頭発表、ポスター発表をしました。

 

2024. 05.13 Pingping Qian准教授の日本植物学会奨励賞受賞が決まりました。

https://bsj.or.jp/jpn/members/information/202421-1.php

2024.04.30 生物科学専攻博士後期課程1年の金田紗苗さんが大阪大学女子大学院生優秀研究賞を受賞しました。

https://www.di.osaka-u.ac.jp/2024/04/post-58940/

2024. 04. 01 顕微鏡によって得られた画像がもつ「芸術性」と「学術性」が評価され、Pingping Qian准教授と柿本辰男教授がNIKON JOICO award 特別賞を受賞しました。

https://www.healthcare.nikon.com/ja/ss/joicoaward/award/award21/

2024. 04. 01 坂本勇貴助教が転出。信州大学に坂本ラボが誕生しました。

2024. 03. 15 生物科学専攻のフットサル大会、柿本研は比較的人数が多かったので2チームに分かれての参加でした。写真

2023 Oct. M2の金田さんがJapan-Taiwan Plant Physiology meetingでshort talkをしました。写真

2023 April 高木慎吾教授定年退職に伴い、坂本勇貴助教が柿本研に合流しました。
 

2022, Oct 18  今年の近畿植物学会は11月19日です。

​参加、発表登録の締め切りは10月28日です。↓

https://www.bio.sci.osaka-u.ac.jp/bsj_kinki/index.html

 

2022 Aug 25 ホームページデザインの改訂をしました。

 

2022 July 8. Dofタイプ転写因子は篩部形成を開始させるとともに、側方阻害因子CLE25/26/45を誘導して篩部が適切な領域にできることをNature Plantsに報告しました。https://doi.org/10.1038/s41477-022-01176-0

プレスリリースはこちら

本論文は、Nature Plantsでフィーチャーされています。https://www.nature.com/articles/s41477-022-01180-4

2022 July 2. Rho G-protein のエフェクターであるRIPが葉の細胞分裂面の方向制御に関わっていることをPCPで報告しました。特任研究員Hasiqimugeさんが筆頭著者です。https://doi.org/10.1093/pcp/pcac089

​本論文は、Editor's choiceとして選ばれています!

プレスリリースはこちら

2022. Apr1.  卒業研究生が4人参加です。

 

2021 Oct 25. Ye Zhangさんが筆頭・責任著者として内鞘細胞に関する 総説をPlant Biotechnology誌に発表しました。DOI:10.5511/plantbiotechnology.21.1202a

2021. May 18. 内鞘細胞のアイデンティティーを決めるPFA/PFB転写因子複合体に関する論文をNature Plantsにて発表しました。DOI:10.1038/s41477-021-00919-9

​プレスリリースはこちら

2021 Apr. 1.  研究室メンバーであったYe ZhangさんがNAISTの研究員として転出しました(その後、助教)。

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